11.15.15:33 [PR] |
02.28.01:06 140字の制約 |
以前ツイッターで上げたお題ものをまとめました。
お題はhttp://kisstocry.web.fc2.com/こちらからお借りしました。
ありがとうございました!
お題タイトルを入れて140字は結構難しくて。一応続き物で20題のつもりだったんですが、齟齬があったり話が分かりにくいとこもあるかと思いますがそこらはご容赦いただけたらとおもいます;;
中身は最初は次ルのつもりで書いてたのですが、途中からこれル次でもよくね?ってなって、もうなんだかル次ルでよくね?っていう感じです←
なので苦手な方ご注意くださいね
今度はもう少し長いのでお題ものとかもやりたいなぁ。
ここのところ拍手をたくさんいただいててほんとに嬉しいです!
ありがとうございます頑張ります!!
1.この両手は血に慣れすぎている
人殺しで生きてきた拳銃稼業。血に塗れた両手は命を奪うことに慣れすぎてしまって、己の欲しい物を得る為に存在するものだということなんか忘れていた。そう、お前に出会うまでは。俺の世界に光をくれたお前をこの手にすることができるなら、俺は悪魔にだって魂を売る。
2.翼を手折る
翼を持つことが幸せとは限らない。持て余した翼で空も飛べずにもがくぐらいならいっそ手折って地上の楽園を見せたほうが幸福だと思う。俺だけを見て俺の傍に居て。俺の為に生きて。そんなエゴの為に翼を手折って俺のものにした黒い鳥。こんな俺を軽蔑する?それでも俺はお前を手放せない。
3.作り笑いならおてのもの
「次元ちゃん大好き!」「お前なんか嫌いだよ」いつからだ。お前に返す言葉に嘘を混ぜるようになったのは。俺が冗談めいた言葉にどれだけ心を痛め、本心ではどんなふうにお前を欲しがっているのかお前は知らない。心を持て余したまま俺は今日も張り付いた笑みを浮かべるだけ。
4.飼い殺し
ホントは全部知ってるよ。だってお前はわかりやすいもの。俺のこと好き?愛してる?でも俺からは絶対に言わない。真綿で首を絞めるようにじわじわと追いつめて、それでも俺の元からは絶対に逃がさない。お前が覚悟を決めるまで。卑怯だと分かっていても俺にはこうするしか術がないのだから。
5.君が残す体温に縋りつく
愛して欲しいなんて言わない。それでも温もりが欲しい。お前が座っていたソファの温もりでさえ愛しいと思ってしまう俺は末期だ。それでも煙草の香りと温もりに包まれて俺はほんの少しだけ幸福でいられる。決して手に入れられないお前を一瞬だけでも感じることができるから。
6.あなたが嫌うものになりたい
お前の翼を手折って地上に縫い付けたのは俺。俺なしで生きられないようにしたのは紛れもないこの俺。だけど今は少しだけ後悔している。いっそのこと嫌ってくれればよかったのに。俺のことで心を痛めるお前を見るのは俺にとっても辛い。だけど俺はどうすることもできない。
7.胸に刺さった杭を抜いてくれ
抱え込んだ愛という杭はお前に届くことなく俺の心の中に深く深く突き刺さってびくともしない。この杭を抜けるのはお前だけだよルパン。だけどそれが決して叶う願い出ないことも俺が一番よく知っている。血まみれのそれを抱えて俺は死ぬまで口を噤むしかないのだろうか?
8.相変わらず本当のことは言わないね?
今にも壊れちまいそうな顔をしてるくせに次元はそれでも俺を見て笑うだけ。我慢強いのもそこまできたら呆れるしかないんだけどそういうところがお前らしい。そうやって口を噤んで墓場まで持っていくつもり?嘘と我慢で塗り込めた本心を隠し通して死ぬつもり?
9.寂しさで焼けそうだった
愛しい恋しい。けれどこんなにも近くにいるのに手を伸ばすことも叶わない。寂しさと苦しさでこの身は焼け爛れてしまいそう。お前の周りの全てに嫉妬しそんな感情を抱く自分自身に幻滅しそれでもお前に魅入られて傍を離れることもできない俺に残された選択肢はないのだろうか。
10.それは君の罪じゃない
分かってるつもりだけれど。俺とお前の間にあるハードルは数も多くどれも山のように高い。でもそれはお前が悪いわけじゃないだろう?俺を好きになった自分を責めても問題は何一つ解決するわけじゃない。ああ。だけどそうせずにはいられないお前が。「次元、俺はお前が好きだ」
11.だからあなたは嫌い。
好きだなんて簡単に口にできるお前が嫌いだ。全部わかった顔をして真っ直ぐに俺を見詰めてそんなことを言うお前が嫌いだ。俺のことを嫌わないお前が嫌いだ。頼むから俺が必死に隠してきた想いを呼び覚まさないでくれ。行き場を失った心が弾けた。「俺はお前を愛してんだルパン」
12.空は息を呑むほど青かった
やっと言えたじゃねぇか。今にも壊れそうな顔して。でもその言葉に予想以上の衝撃を受けちまった。お前がどれぐらい本気なのか分かったから。俺のことをそんなにも愛してくれてるお前を俺も愛しているよ。泣きそうな次元の顔の向うに見えた空は息を呑むほどに青く見えた。
13.あなたの返事は聴きたくない
耐えきれずに告げた自分を呪った。これで全て終わり。俺とお前の関係は。涙が零れる。答えなんか聞かなくたってわかってる。お前の好きと俺の好きには深く深い溝があるんだ。そんなこと最初から分かり切っていたこと。愛してる。だからこそ俺はお前とは一緒に居られない。
14.逃げることは容易だね
俺の答えも聞かずに逃げたお前。そうやって俺から逃げてそして自分の心からも逃げてどうするつもり?それ以上に俺から逃げることを選んだお前を俺は許せそうにない。俺のことがそんなに信じられない?お前は俺なしで生きてなんていけないと思ってたけどそうでもなかったの?
15.もしも今度、ただいまを言えたのなら
お前が隣に居ない世界はやはり味気なさすぎる。叶わないとは分かっているけどもしただいまを言えたならお前は俺を許してくれるだろうか?こんな身勝手な俺を許してくれるだろうか?できることならお前と知り合ったばかりのお前を愛してしまう前に戻りたい。
16.さぁお前の魂を渡してもらおうか
逃げたお前を見つけた。ボロボロ泣くお前の額に俺は黙って銃口を向けた。なんで俺から逃げた?なんで俺を置き去りにした?本当に俺のことを愛しているというのならばその魂を俺に差し出せ。俺なしで生きられないお前が俺から離れるのは、お前が死ぬときだけだよ次元。
17.忘れてあげられなかった
俺の方睨んで銃を向けるルパン。でもやっぱりお前のことを忘れるなんて無理だ。離れても考えることはお前のことばかり。だからここで待ってたんだ。お前なら絶対俺を見つけてくれるから。お前の手にかかって死ぬなら俺は本望だ。俺がお前を愛しているうちに俺を殺してくれ。
18.引き金を引くことができない
お前の手で俺を殺して。そう次元に請われても、俺はどうしても引き金を引けなかった。ああなんで今まで気付かなかったんだろう。俺なしで生きられないのはお前じゃない。お前なしで生きられないのはこの俺様のほうだったんだ。俺を一人にしないで俺の為に生きて…次元。
19.愛しているよ、その声は優しすぎた
ワルサ―を棄てたルパンが俺を抱きしめた。俺は突然のことにどうすることもできなくて立ち尽くす。「愛してるよ次元。お前と同じように」優しく告げられる言葉のなんと甘美なことか。夢の中の出来事のようにしか思えなくて信じられず、思わず頬を抓ったら笑われた。
20.ばかたれのハッピーエンドを迎えよう
雨降って地固まるとはこのこと。あんなに悩んだのも今になってみれば馬鹿馬鹿しい。「ルパン、愛してる」だって。俺も愛しているよ次元。世界で一番。お互いにお互い無しでは生きていけない俺たちだから、死ぬまで俺の傍にいて。俺もお前を二度と手放さないから。
お粗末さまでした!
最後まで読んでくださってありがとうございました!!
お題はhttp://kisstocry.web.fc2.com/こちらからお借りしました。
ありがとうございました!
お題タイトルを入れて140字は結構難しくて。一応続き物で20題のつもりだったんですが、齟齬があったり話が分かりにくいとこもあるかと思いますがそこらはご容赦いただけたらとおもいます;;
中身は最初は次ルのつもりで書いてたのですが、途中からこれル次でもよくね?ってなって、もうなんだかル次ルでよくね?っていう感じです←
なので苦手な方ご注意くださいね
今度はもう少し長いのでお題ものとかもやりたいなぁ。
ここのところ拍手をたくさんいただいててほんとに嬉しいです!
ありがとうございます頑張ります!!
1.この両手は血に慣れすぎている
人殺しで生きてきた拳銃稼業。血に塗れた両手は命を奪うことに慣れすぎてしまって、己の欲しい物を得る為に存在するものだということなんか忘れていた。そう、お前に出会うまでは。俺の世界に光をくれたお前をこの手にすることができるなら、俺は悪魔にだって魂を売る。
2.翼を手折る
翼を持つことが幸せとは限らない。持て余した翼で空も飛べずにもがくぐらいならいっそ手折って地上の楽園を見せたほうが幸福だと思う。俺だけを見て俺の傍に居て。俺の為に生きて。そんなエゴの為に翼を手折って俺のものにした黒い鳥。こんな俺を軽蔑する?それでも俺はお前を手放せない。
3.作り笑いならおてのもの
「次元ちゃん大好き!」「お前なんか嫌いだよ」いつからだ。お前に返す言葉に嘘を混ぜるようになったのは。俺が冗談めいた言葉にどれだけ心を痛め、本心ではどんなふうにお前を欲しがっているのかお前は知らない。心を持て余したまま俺は今日も張り付いた笑みを浮かべるだけ。
4.飼い殺し
ホントは全部知ってるよ。だってお前はわかりやすいもの。俺のこと好き?愛してる?でも俺からは絶対に言わない。真綿で首を絞めるようにじわじわと追いつめて、それでも俺の元からは絶対に逃がさない。お前が覚悟を決めるまで。卑怯だと分かっていても俺にはこうするしか術がないのだから。
5.君が残す体温に縋りつく
愛して欲しいなんて言わない。それでも温もりが欲しい。お前が座っていたソファの温もりでさえ愛しいと思ってしまう俺は末期だ。それでも煙草の香りと温もりに包まれて俺はほんの少しだけ幸福でいられる。決して手に入れられないお前を一瞬だけでも感じることができるから。
6.あなたが嫌うものになりたい
お前の翼を手折って地上に縫い付けたのは俺。俺なしで生きられないようにしたのは紛れもないこの俺。だけど今は少しだけ後悔している。いっそのこと嫌ってくれればよかったのに。俺のことで心を痛めるお前を見るのは俺にとっても辛い。だけど俺はどうすることもできない。
7.胸に刺さった杭を抜いてくれ
抱え込んだ愛という杭はお前に届くことなく俺の心の中に深く深く突き刺さってびくともしない。この杭を抜けるのはお前だけだよルパン。だけどそれが決して叶う願い出ないことも俺が一番よく知っている。血まみれのそれを抱えて俺は死ぬまで口を噤むしかないのだろうか?
8.相変わらず本当のことは言わないね?
今にも壊れちまいそうな顔をしてるくせに次元はそれでも俺を見て笑うだけ。我慢強いのもそこまできたら呆れるしかないんだけどそういうところがお前らしい。そうやって口を噤んで墓場まで持っていくつもり?嘘と我慢で塗り込めた本心を隠し通して死ぬつもり?
9.寂しさで焼けそうだった
愛しい恋しい。けれどこんなにも近くにいるのに手を伸ばすことも叶わない。寂しさと苦しさでこの身は焼け爛れてしまいそう。お前の周りの全てに嫉妬しそんな感情を抱く自分自身に幻滅しそれでもお前に魅入られて傍を離れることもできない俺に残された選択肢はないのだろうか。
10.それは君の罪じゃない
分かってるつもりだけれど。俺とお前の間にあるハードルは数も多くどれも山のように高い。でもそれはお前が悪いわけじゃないだろう?俺を好きになった自分を責めても問題は何一つ解決するわけじゃない。ああ。だけどそうせずにはいられないお前が。「次元、俺はお前が好きだ」
11.だからあなたは嫌い。
好きだなんて簡単に口にできるお前が嫌いだ。全部わかった顔をして真っ直ぐに俺を見詰めてそんなことを言うお前が嫌いだ。俺のことを嫌わないお前が嫌いだ。頼むから俺が必死に隠してきた想いを呼び覚まさないでくれ。行き場を失った心が弾けた。「俺はお前を愛してんだルパン」
12.空は息を呑むほど青かった
やっと言えたじゃねぇか。今にも壊れそうな顔して。でもその言葉に予想以上の衝撃を受けちまった。お前がどれぐらい本気なのか分かったから。俺のことをそんなにも愛してくれてるお前を俺も愛しているよ。泣きそうな次元の顔の向うに見えた空は息を呑むほどに青く見えた。
13.あなたの返事は聴きたくない
耐えきれずに告げた自分を呪った。これで全て終わり。俺とお前の関係は。涙が零れる。答えなんか聞かなくたってわかってる。お前の好きと俺の好きには深く深い溝があるんだ。そんなこと最初から分かり切っていたこと。愛してる。だからこそ俺はお前とは一緒に居られない。
14.逃げることは容易だね
俺の答えも聞かずに逃げたお前。そうやって俺から逃げてそして自分の心からも逃げてどうするつもり?それ以上に俺から逃げることを選んだお前を俺は許せそうにない。俺のことがそんなに信じられない?お前は俺なしで生きてなんていけないと思ってたけどそうでもなかったの?
15.もしも今度、ただいまを言えたのなら
お前が隣に居ない世界はやはり味気なさすぎる。叶わないとは分かっているけどもしただいまを言えたならお前は俺を許してくれるだろうか?こんな身勝手な俺を許してくれるだろうか?できることならお前と知り合ったばかりのお前を愛してしまう前に戻りたい。
16.さぁお前の魂を渡してもらおうか
逃げたお前を見つけた。ボロボロ泣くお前の額に俺は黙って銃口を向けた。なんで俺から逃げた?なんで俺を置き去りにした?本当に俺のことを愛しているというのならばその魂を俺に差し出せ。俺なしで生きられないお前が俺から離れるのは、お前が死ぬときだけだよ次元。
17.忘れてあげられなかった
俺の方睨んで銃を向けるルパン。でもやっぱりお前のことを忘れるなんて無理だ。離れても考えることはお前のことばかり。だからここで待ってたんだ。お前なら絶対俺を見つけてくれるから。お前の手にかかって死ぬなら俺は本望だ。俺がお前を愛しているうちに俺を殺してくれ。
18.引き金を引くことができない
お前の手で俺を殺して。そう次元に請われても、俺はどうしても引き金を引けなかった。ああなんで今まで気付かなかったんだろう。俺なしで生きられないのはお前じゃない。お前なしで生きられないのはこの俺様のほうだったんだ。俺を一人にしないで俺の為に生きて…次元。
19.愛しているよ、その声は優しすぎた
ワルサ―を棄てたルパンが俺を抱きしめた。俺は突然のことにどうすることもできなくて立ち尽くす。「愛してるよ次元。お前と同じように」優しく告げられる言葉のなんと甘美なことか。夢の中の出来事のようにしか思えなくて信じられず、思わず頬を抓ったら笑われた。
20.ばかたれのハッピーエンドを迎えよう
雨降って地固まるとはこのこと。あんなに悩んだのも今になってみれば馬鹿馬鹿しい。「ルパン、愛してる」だって。俺も愛しているよ次元。世界で一番。お互いにお互い無しでは生きていけない俺たちだから、死ぬまで俺の傍にいて。俺もお前を二度と手放さないから。
お粗末さまでした!
最後まで読んでくださってありがとうございました!!
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