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某泥棒三世を愛する管理人による日々語り。腐的内容を含むことがあるので、ご注意ください。
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11.15.19:22

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  • 11/15/19:22

04.28.21:20

小話小話

小話投下ー

・ル次
・珍しくルパン様目線
・ギャグ風味でもイチャイチャしてます

ルパン様ってばずるい男ですよ(笑)

大丈夫な方のみ追記よりどうぞ♪



酔っ払いとズルイ男

 その前の夜から1日俺は不二子ちゃんとお楽しみ…の予定が、いつもの通り獲物だけ盗られてさようなら。傷心のままアジトに帰ってみると、さらにはそりゃもうお怒りモードの相棒がお待ちかねなわけで。

「どこ、行ってたんだ…?」
「えーっとぉ…」

 いつから飲んでいたのかは知らないが、あの次元が酔っ払うほどだから相当な量だろう。見れば部屋の床には、俺の取って置きの酒がごろごろ空き瓶になって林立している。あーあ、今度のヤマが終わったら飲もうと思ってたのになぁ…。

「なぁ? ルパン。聞いてんのか?」

 剣呑な目つきでじりじりとにじり寄ってくる次元に、俺はあっさり壁際に追い詰められる。

「次元ちゃん…随分ご機嫌ナナメじゃないの…?」
「ぁあ? 機嫌も悪くなるだろうがよ、これじゃぁなぁ」

 そう言って指さすのは、先日二人で仕事した際に手に入れた宝石が入れてあったガラスケース。
とはいえ、今はその中に輝く宝石はなく空っぽ。それもそのはず、昨日不二子ちゃんへのプレゼントで俺が持ち出したのだから。結果はもちろん、前述したとおりだが。

「で? あっさり不二子に獲物を盗られて? のこのこよく帰って来れたよなぁ? いい加減学習したらどうだ?」

 まさにただの酔っ払い。言葉を紡ぐ度に酒くさい息が吐きかけられる。…でも…据わったくせに潤んだ眼、上気した顔。ああもう、ちょっと何これ。そんな顔で寄られたんじゃ、俺様ちょっとヤバイかも?

「っざけんじゃねぇよっ…たくよぉ…お前さぁ…」
「…次元…?」

 俺の襟元に手をかけて、ぐだぐだと悪態をついてくる。でも、ちょっと俯いた顔が一瞬とても儚げで、哀しげで。
…まさか……、まさかね。

「…詫びのひとつくらい入れたらどうだ?」
「ちょっと、次元ちゃん。どっかのヤのつく仕事の人じゃないんだからさ…」

 …一瞬期待した俺が馬鹿みたいだぜ。

「…ねぇ次元?」
「ぁあ? んだよ?」

 とろんとした瞳が俺を見上げる。そんな顔してさ、俺様、狼になっても知らねぇぜ?真剣な次元には悪いけど、我慢なんてこの俺様には似合わない。そうだろ?

 ちょっと熱っぽい顔に俺の顔を寄せ、耳元で囁く。

「…お前、さ。…寂しかったの?」
「なっ……ばっ…」

 酒のせいだけじゃない、一瞬にしてさらに真っ赤になった顔。相変わらず隠し事が下手だねぇ。でも、その顔が見たいから…つい苛めちゃうのかもな?
 二の句を継げないでいる唇に、俺は自分のそれを重ねる。酒と煙草と…次元の香り。

「じゃあ、お詫びも兼ねていーっぱい愛してあげちゃう」
「なっ…話が逸れてるっ…ちょ…おろせーっ!!」

 その後? もちろん朝が来るまで愛し合っちゃったりして。おっと、野暮は言いっこなしだぜ?
どーしても聞きたい、ってなら…またそのうち。な♪

 

fin.



嫉妬してる次元さんが書きたかったのですが、これを次元さん目線で書いちゃうとどうしても暗くなっちゃう←ので、あえて珍しくもルパン様目線でやってみました。
結果、すげぇズルイ男になっちゃった←
自分のこと棚に上げて次元さんをいいようにしちゃうんだからもー(自分でやらせたくせにwww)
ちょっとキャラクターが曖昧になってきた気がするからワルサー見て復習してこよう。そうしよう。今日は借りれましたワルサー!!(嬉)

ブログなんで小話だけでえろにはしませんでしたが、どーしても聞きたいようでしたらルパン様に交渉してみてください(笑)
そろそろブログのSSSをサイトに移そうかなー

では読んでくださってありがとうございましたー!!

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