11.15.15:47 [PR] |
10.19.00:00 捧げもの |
いろいろ書いてはいるのですがなかなかアップできるものが少なくて申し訳ない;;
今日はいつもお世話になってます澪さんのお誕生日と言うことで、
ル次を捧げます。
なんか微妙でゴメンなさい。こんなもんでごめんなさい←
*ル次です
*全くエロくはないけど一応最中です←
*ルパン様目線です
以上OKよ、という18歳以上のお姉さまは追記へどうぞ。
澪さんお誕生日おめでとうございます。
新しい1年が素敵なものになりますように!
これからもどぞよろしくです(ノ∀\*)
♪拍手ぱちぱちありがとうございます!!ありがとうございます!!!♪
0.03ミリの衝動
貪るようなキスの合間に零れる甘い吐息。あかく色付き汗ばんだ肌。しがみつく手に力が籠り、潤んだ瞳が俺を見上げる。焦らしに焦らしてもうそろそろ限界? いや、むしろ限界なのは俺のほうか。さっきから心臓が耳元にあるんじゃないかってくらいにドクドクうるさくて仕方ない。
準備は、上々。
「次元ちゃん…挿れたい…」
それでも一応お伺いを立てるんだから俺って優しいよな、なんて他人事みたいに思う。熱い声で訊けば、次元はもう声もでないのかコクコクと頷いた。
「ん…ルパン……早くっ…」
可愛い事言ってくれちゃって。でも、俺が全然余裕ないのも多分お前には全部バレてるよなぁ。がっつきすぎはかっこ悪いと思うけっども、この状況で我慢なんてきくはずもないだろ。
許可を貰ったことだしと、ベッドサイドのテーブルの上に用意していたゴムに手を伸ばした。片手で次元への愛撫を続けながら、余裕もなく歯でフィルムを食い破っていると、次元の手が俺を押しとどめた。
「何、次元、どした?」
「………今日は、イイ」
余裕なく問えば、ゴムを握ったままの俺の手を握りしめて次元は首を横に振った。
「でも…」
『次の日腹が痛くて死ぬんだ。少しは俺のことを考えろ!』なんて始めの頃散々怒られたからさ。ここ最近はちゃんと用意するようにしてたのに。そりゃあない方が俺は気持ちいけど。でも明日になって後悔しない? オトコと寝るのってオンナノコ相手にするよりはるかにデリケートなのよ? そんなのお前が一番よく知ってるだろ。俺はお前を大事にしたいから、お前が辛くなることはしたくない。
眉根を寄せて躊躇う俺に次元が顔を寄せた。
「今日は、イイ。俺が欲しいのはお前だ。痛くても…イイ」
「――――――男前な告白どうも」
あーあ…んな煽ってくれちゃって俺が止まるわけないんだから。なーんてね。もう一度キスを落としてから、次元の望む通りゴムなしで繋がった。
「ルパン………ルパ…ぁ……」
衝動に任せて腰を進める度に上がる、泣き声のような喘ぎ。がくがくと震える肩を俺はただただ抱きしめた。
痛くても、イイ。その言葉の後にぎゅっと眉根を寄せて言葉を飲み込んだだろ。
『……痛いほうが、イイ』
悪いけど、俺様にはお見通しだぜ。そのほうが自分が生きてるって感じられるから? それとも俺が生きてるって感じられるから? どちらにせよ、あんまり健康的な思考じゃないけどな。どうせなら気持ちよくて生きてるって感じたほうがおトクだと思うけど、そう思わないあたりがお前らしい。そんなところも嫌いじゃないけどさ。
貪るようなキスの合間に零れる甘い吐息。赤く色付き汗ばんだ肌。しがみつく手に力が籠り、潤んだ瞳が俺を見上げる。きゅうきゅうと俺を締め付けて放さない。
「次元ちゃん、気持ちい?」
俺の問いに言葉もなくコクコク頷くから、ちょっとだけ安心した。痛いだけじゃなければいい。気持ちよくて気持ちよすぎて蕩けてしまえばいい。
「ルパン、ルパン」
0.03ミリの隔たりが途方もなく分厚く感じるとき。
「ルパン…愛してる」
二人の仲を隔てるものが何一つ許せないとき。
「俺も」
それが例え、どんな理由から派生したものだとしても。
「俺も愛してるよ、次元」
俺のぬくもりを、痛みを、そして快感を。全部直に、その身体と心に刻み込んで。
Fin.
言いたいことは一つだけ。
エロくなくってごめん!!!!(脱兎)←
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