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某泥棒三世を愛する管理人による日々語り。腐的内容を含むことがあるので、ご注意ください。
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11.15.21:57

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  • 11/15/21:57

02.14.18:53

雪だー雪だー

市内でこれだけ雪が降ったことあるんか!?ってくらいの雪です。
まだまだ降ってるよー積もってるよー
晴れの国と呼ばれ、雨も雪も縁のない地域なのにー
今日が出勤でなくて本気でよかった。絶対帰れなくなって車放置してるわ。
用事もあったのですが、急ぎではなかったのでキャンセルしました。この雪の中出歩くことは、雪慣れない人間にはツライのです;;
そして、やることもなくて暇だったので、雪をネタにSSS書きましたw

・ル次
・ちょっとビター
・でもいちゃいちゃしてますw

上記OKな方は追記からどうぞー

♪拍手ありがとうございます!コメントもめちゃめちゃ嬉しいです(´;ω;`)お返事はまた後ほどゆっくりとさせていただきますのでっ♪

~雪降る夜に~


「何だ、寒いと思ったら雪が降ってるじゃねぇか」

 深々と冷え込む夜。不思議なくらいに外が静かなのをいぶかしんでカーテンを開けてみると、冷えた窓は白く曇り、その向こうの闇の中に白いものが舞っていた。

「気付いてなかった? 夕方からずっと振ってたんだぜ?」

 俺の隣に立ったルパンが微笑む。その向こうで、暖炉の中の薪が爆ぜるのが見えた。

「ん」
「サンキュ」

 差し出された珈琲カップを受け取ると、ふわりと漂った香りが鼻先をくすぐっていく。ルパンはすぐに曇る窓を乱暴に手で拭い、夜空を見上げた。

「雪は嫌いか?」
「雪は嫌いじゃねぇけど、…寒いのは嫌いだ」

 知ってるだろ。そう言うと、また笑われた。

「お前って、タフなんだかヘタレなんだかわんねぇよな」
「古傷が痛むんだよ」

 寒いと身体中に残る古傷が疼きだすからだ。そして、ひとつひとつの思い出が胸を痛める。忘れたくても忘れられない、根雪のように冷たく固まった苦い思い出ばかりだ。

「…寒い?」

 カップを持っていないほうのルパンの手が、するりと背中から回された。いつもなら叩き落としてやるその手を、一瞬でも心地いいと思ってしまう。やはり、寒さは俺の心を弱くする。

「俺があっためてあげる~♪」
「…馬鹿野郎」

 やっぱりその手を叩き落とし、俺は窓から離れた。

 深々と雪は降り積もっていく。春になれば融ける雪のように、いつか俺の心の奥の根雪も融けることがあるだろうか。

                                          fin.



大人ビターを目指して玉砕!
乱文失礼しましたっ!

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