忍者ブログ

W.W.Diary

某泥棒三世を愛する管理人による日々語り。腐的内容を含むことがあるので、ご注意ください。
RECENT ENTRY RECENT COMMENT
[10/10 あさき]
[12/17 黒猫]
[07/24 テディ]

11.15.18:51

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 11/15/18:51

11.05.01:02

テレスペ見ましたー

ご無沙汰ご無沙汰でございます今晩は。

またもしばらく潜っておりましたが、ちゃんとテレスペは鑑賞しましたよ!
仕事ぶっちぎって帰って←リアルタイムで!!

冷静になってみればまぁ、良くも悪くもいつものテレスペかな。っていうのがワタシの感想です。
突っ込みどころも山ほどあったけど・・・

永井さんの弁慶じいちゃんが可愛かったのと、その弁慶じいちゃん&次元ちゃんのやりとりが可愛かったのと、
始終ルパ様と次元ちゃんが一緒に居てくれたのがよかったです。

で。
このあと追記にいろいろべらべらと喋ってますが、一つ先に言わせてください。
今回のテレスペを見て、少しでも「楽しかった」とか「おもしろかった」とかそういったプラスの感想を少しでもお持ちの方はこの先追記にあるワタシの感想を読まないで下さい。
つまりはそういうことです。
残念ながら私は今回のテレスペに対してよい感情を持っておりません。
本来であればこんなところに書くべき感想でないことも重々承知しております。
ですが、あまりに不満が大きすぎてどこかに吐き出さないと潰れてしまいそうで、自分の中で対処しきれませんでした。
快く思われない方も多いと思います。そういう方にはお詫びするより他ありません。申し訳ないです。

それから、更新はもともとありませんが・・・ブログだけでなくツイッターも動かなくなると思います。(というか実際今動かなくなっています)
ちょっと今回のダメージが大きすぎたため、二次創作というものへの興味と熱情が揺らいでしまっています。
とはいえルパン自体大好きだしまた傷が癒えたらのこのこ帰って来るとは思いますので、それまでしばらく潜ります。
更新を楽しみにしてくださってるかた、リクエストをお預かりしている皆様、大変申し訳ありません。

長々と前置きをしてすみません。
それでは追記に下げます。
くれぐれもお気をつけください。


♪留守の間に拍手してくださった皆様本当に本当にありがとうございます♪






















これまで物心ついた頃からルパンという作品が大好きで、長じて自分が生まれる前の作品まで全部見てきたりもしたわけですが、
これほどまでに『見るのがツライ作品』というのは初めてだったと思います。
正直に言えば、途中で何度チャンネルを変えようと思ったことか。何度テレビを消そうと思ったことか。
途中では本気で泣きました。
それぐらいに辛かった。

当日自分の体調が万全でなかったのが影響したのかもしれない。
そう思って翌日も見返しましたが、ほぼリアルタイムで見たときと感想は変わりませんでした。
ただ、冷静に見れた分、『ああ、テレスペってこんなもんなのか…』と諦めがついたくらいです。

予告あらすじが出ていた段階ではとても面白そうだったし、それが過剰な期待に繋がってたのかなとも思います。
でも、なんというか、
『折角の新鮮な魚だったのに、刺身でだしてくれればいいものを、訳のわからん調味料をかけたせいでくっそ不味い料理になった』
という感じと言うか・・・
テーマであったり設定の良さと言うものを全部覆す演出だった気がしてならないのです。
コナン顔が気持ち悪くて仕方なかったこと。
ヒロインがアホすぎてひとつも感情移入できなかったこと。
作画が崩れすぎなこと(特にゲストキャラ)
どの角度でどんな表情をしても顔が変わらないから見てて疲れること。
人物部と背景部が馴染まなくて見てて酔うこと。
歴史・お宝がトンデモすぎる上にわかりづらいこと。
いろいろつっこみたいところだったり残念だったりしたことはあるのですが。
一番はギャグに走りすぎて背中で語る男の美学みたいなハードボイルドさが皆無なのが残念でなりません。

これは個人的な意見ですが、ルパンがルパンという作品たる所以、一番の魅力っていうのは、
ハードボイルドさであったり信念であったり、そういうものを背中で語る男の美学みたいなものだと思っています。
もちろんギャグもあればいい。だけどそれはハードボイルドを引き立てるためのスパイスだと思ってます。
笑いがあるからこそそのバックにあるせつなさやるせなさであったり、口に出せないでいる感情が引き立ってルパンという男を魅力的にかっこよく見せるんだと思っています。
お宝や登場人物の関係を語る説明は必要だけど、心情であったりを説明しすぎというか・・・
そういうのこそ、台詞の間合いであったりキャラクターの表情、声優さんの演技で魅せるべきなんじゃないでしょうか。
つまりは演出やコンテの技量を疑いたくなるわけで。素人が何言ってんだって感じだとは思いますが。
まだ前回の人魚の方が、設定がトンデモだし氷室に全部持っていかれたけど、人物の魅せ方であったりキャラクターの個性っていうものがあったと思うんですよ・・・

状況を理解しないアホで薄っぺらなヒロイン
信念も腹黒さもヒーロー性もないルパン
ルパンに付き従うイエスマン次元
道化役の五右ェ門
影の薄い不二子
大して悪役にも見えない小物の悪役・・・
どこにもキャラクターの魅力がない。
これをルパンと呼んで欲しくない。
そう言ってもいいくらいだと私個人は思ってます。
ルパンというキャラクターの姿と名前を借りた別物といいたいくらい・・・

『不二子ちゃんに頼まれたから』という理由だけでお宝を狙うルパン。その後の行動も自分の汚名を晴らすのが目的ならもっと躍起になっていいし、そうでなくて本気でお宝が目当てなのならばもっと泥棒らしい貪欲さを垣間見せていい。それともヒロインにほだされて彼女を助けたいというのが理由なのならばもっと徹底的にヒーローで紳士になればいい。けどどれでもない。ずるずると流されるみたいにして事件に関わっている感じ。
それに付き従う次元もまた同じ。
次元がルパンのイエスマンであることは否定しないし、何だかんだで面倒見のいい男だしルパンを裏切るようなことはしないのは確か。けれど、彼には彼なりの信念があってルパンに従ってるわけだし、本当に嫌ならルパンを諌めることが出来る唯一の人間だと思うのです。でもあれじゃただの運転手でただの便利屋。
五右ェ門なんかほんと酷い。
ここで語るのも嫌なくらい酷い。

どのキャラクターにも信念がないんです・・・
あまりにかっこ悪い。全てにおいて中途半端で流されてるから何がしたいのか。最終的にどうしたいのか。全然分からなくて苛々してくる。
名前も忘れたロンバルト重工の社長?にしたって、お宝探しがビジネスの一環だっていうのなら、もっとビジネスマンしてればよかったのに。中途半端に小物感しか漂ってない、本来ルパンが相手するほどの敵役にも見えない。

かっこよさのないルパンなんかルパンじゃない。
信念のないルパンなんかルパンじゃない。
そればかり思って辛かった。今も辛いです。
そして大好きなルパンを”つまらない”と思ってしまったことが何より何よりも辛くて仕方ありません。
カップリング二次同人としてのルパンも好きです。
ル次的に見れば今回は恵まれてたとも思います。
けどその前に、私はルパン三世という作品が好きです。
MP先生が生み出した、40年間45年間愛されてきたルパン三世という作品が好きです。
だから、もっとカッコいいものが見たい。
心からワクワクする、本気で惚れるルパンが見たい。
これはワタシの我侭なんでしょうか。
100人居れば100通りの理想があるのは分かっています。
でも出来ることなら。
ルパンの姿を借りた贋物じゃない。
もっとホントの”かっこいい”ルパンを魅せて欲しいです。

全然まとまってませんが、テレスペを見たワタシの感想は以上です。
ホントはまだもっと言いたいことがあったはずなのに、なんだかこうやって文章にしてみるとよく分からなくなってしまいました・・・
でもここに吐き出せただけでほんの少しだけラクになりました。
もしここまで読んで下さった方がいらっしゃったら本当にありがとうございました。
いろいろ批判があるであろうことは分かっております。
不快な想いをさせたとしたら申し訳ありません。
ですが、もし、もし私と同じことを少しでもいい感じた方がいらしゃったらそっと拍手ボタンを押してやってください。
それだけで私はとても救われます。
最後まで本当にありがとうございました。

拍手

PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら