忍者ブログ

W.W.Diary

某泥棒三世を愛する管理人による日々語り。腐的内容を含むことがあるので、ご注意ください。
RECENT ENTRY RECENT COMMENT
[10/10 あさき]
[12/17 黒猫]
[07/24 テディ]

11.16.01:37

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 11/16/01:37

08.23.00:00

8/23 歓喜の渦中

365日のお題【8/23】です。
(お題についての詳細はこちらをご覧下さい)

お題:歓喜の渦中

・ル次
・次元さんのモノローグ
・相変わらずワタシの趣味というかなんというかwww
・そして短いです

OKでしたら追記へどうぞ




「お前は俺の相棒だぜ?」

 人の傍にいられることが心地いい事だと知ったとき、俺の人生は変わった。

「頼りにしてるぜ? 相棒」

 全幅の信頼を預けられることに優越感を覚え、傍らに立てることを誇りに思う。

「お前ならやれるさ」

 背中を任される。その背中を守るのは他の誰でもない、この俺だ。
 俺達の関係が、それだけではなくなったのが何時のことかはもう思い出せないけれど。

「次元」

 その大きな掌がくれる温もりと愛情が、乾いた俺に染み込んでいく。飢えた俺を満たしていく。
 他人に求められることがこれほど嬉しいものだとは、そしてこれほど愛しいものだとは思ったこともなかった。

「次元」

 優しい声が俺を呼ぶ。それに甘えていいと教えたのはお前。

「次元」

 優しい温もりが俺を包む。それに素直になればいいと教えたのもお前。
 あぁ…。
 お前が与えてくれるものならば、喜びも悲しみも怒りも憎しみも悦楽も苦痛も全て。飲み込んでやるさ。他でもない、お前がくれるものならば全て、俺にとっての歓喜になる。



「…次元ちゃん? 何考えてんの?」

 傍らの男が俺の顔を覗き込んできた。咥えた煙草の先が赤く光る。

「…当ててみろよ」

 くすっと笑って男を見返せば、男は煙草を口から離して唇を寄せてきた。

「何する」
「だって物欲しそうな顔してた」

 気まぐれにキスを与えて悪びれもせずに男が笑うから、俺も笑うしかない。男がそういうのだ。きっと俺はそんな顔をしていたに違いない。

「さて、行きますか?」

 まだ長い煙草を靴で揉み消し、男が歩き出す。
 その背中を追いながら俺は小さく笑う。
 この男とともにある限り、俺はいつだって世界一幸福でいられる歓喜の渦の中にいるのだと思った。



恋は盲目とはよく言ったものだと思いますけれど、精神的にどっぷりルパン様に『嵌ってる』次元さんっていいよなぁと思います。
依存してるわけでもないしきちんと自立してるんだけど、その実ルパン様に絡め取られて抜け出せないくらいにどっぷりと浸かってて、 でもそれを厭わない次元さんがたまらなく好きです、ワタシが(お前か)
趣味丸出し、いつもいつもおなじような話で申し訳ないwww

最後まで読んで下さってありがとうございました!!!

拍手

PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら