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某泥棒三世を愛する管理人による日々語り。腐的内容を含むことがあるので、ご注意ください。
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  • 11/16/06:30

09.29.23:07

小説書くとこ晒してみようw

先日『どうやって小説を書いているのか』というようなご質問をいただきまして。
まぁどうやって、というかどういう過程で思いつくのかということのようなのですが。

うーん、どういう過程で…?
まぁ突然降ってくることもあれば、じっくり考えて書くこともあります。ホントにその時々なんで、こればっかりはお答えのしようがあんまりなくて申し訳ないんですが…

ネタ自体は寝る前とか風呂に入ってるときとかぼーっと歩いてるときとかに思いつくことが多いです。ネタもそうなんですけどシチュエーションとか台詞だったり、あとはイメージとか。
結構カラーとか雰囲気だけぽーんと思いつくことも多いです。ふんわりした感じ、とかクールな感じ、とか。
基本的に365お題はそんな突発ネタがほとんど、書くのにも2~3時間というのがほとんどなのですが、やっぱりサイトに上げるものになるとじっくりプロット立てて推敲もしてってなるので短くても3日、本当に長ければ1ヶ月ぐらいかかったりもしますね~。

でですね、参考になるやらならないやら質問の答えになってるかなってないかわからないのですけれど、ちょっと書く過程を晒してみましたwww我ながら拙い字書きのくせにチャレンジャーだなと思いますけどね…(;^_^A

題材はひとつ下の記事9/29の365お題です。
基本プロット組みをしない一発書きがほとんどの365ですが、今回のためにちょっといつもよりは手を加えています。
ル+次になるので次五で読みたかった…ていう方がいらっしゃったら申し訳ないのですが、一声おかけいただけたらまた別の機会にやってみようかなと思います。
ひたすらに長いです。長すぎておそらく携帯からの閲覧は大変だとと思いますのでPC環境での閲覧を推奨です。

それでもOK興味あるよっていう方は追記へどうぞ♪



本日のお題『少しは心配してくれた?』

①お題からネタを増やす
今回はお題なのである程度の方向性はあらかじめ決められてますよね。なので、ここから連想を広げていって出てきたものをネタ帳に箇条書きにしていきます。

・この台詞はルパン様っぽい
・対次元さんでも、対不二子ちゃんでも、なんなら対警部でも萌える(腐的な意味でなくwww)
・死んだフリとかで敵を騙して、ついでに味方の次元さんとかまで欺いちゃったぽい
・2ndにそんな話あったよな
・あ、1$もか。それに1stの魔毛の話もちょっとそれっぽいか。パースリにもそれっぽいのあったっけ?
・つまりよくあるネタかwww
・結局ルパンさんが生きてて『騙したな!!』って怒るのがいいか
・『誰が心配するか、馬鹿』『ひでぇよなぁ』みたいな夫婦ぶりを発揮するのがいいか
・どっちもうまうま←
・だがしかし怒るのは公式でよく見る
・今回は夫婦でいこう
・死んだフリしてるルパン様に『起きろよ』とか平然と言ってほしい
・で、ルパン様も平然と『少しは心配してくれた?』って聞いて不敵に笑えばいい
・複製人間の地下室棺桶ルパン様かっこよかったな
・吸血鬼っぽいよなあれ
・哀しいとかじゃなくてひたすらに信じられないっていうのがいいのかな
・あんまり心情を書き込まないほうがいいのかもしれない
・カンテラ/煙草/ワルサー

これネタ帳そのまんまの箇条書きなんですけど、ご覧のとおりつらつらとアホみたいなことばっか書いてます(笑)忘れっぽいので、思ったことはとりあえず書いておかないと、いざ『書くぞ!!』ってなった時になに書くんだったっけ…ってなってしまいます…なのでネタ帳は必須アイテムですよねー
これはお題のとき以外もそうです。ちょっと思いついたネタとか、言わせて見たい台詞とか、自分が滾ったシチュとかをとにかくメモしてそこから連想を膨らませて箇条書きで羅列してみて、それを組み合わせる感じで使います。
そして、書けない書けないってなるときはだいたいここが出てこないときです。もしくはこの次のプロット立てのときにリアリティが出てこないかどちらか。

②プロットを立てる
お題の場合やSSの時には立てないことも多いのですが(短いし、特に365は時間の制限を勝手に設けてるので悠長にプロット立ててたら間に合わない(;^_^A)、ネタがある程度出揃ったらプロットを立てます。
特に長編の場合は必須! これをきちんとしないと話の前後だったり場面転換だったりが書いてて訳がわからなくなるので…
さっきのネタで書き連ねたどうでも良さそうなことを吟味して、入れたい場面や台詞などの要点を抜き出して並べます。
このときに場面の設定とか細かい描写も出来るならなるべく追加します。
イメージとしては漫画描きさんのネーム作業に近いのかな。もしくは絵コンテとかってこんな感じ?
ワタシの小説を書くっていう作業は、自分の頭の中の映像を字に起こすっていうような感じなので。

・複製人間の冒頭みたいな薄暗い地下室の棺桶のイメージ。教会の地下室へ降りていく冷たく響く次元さんの足音が印象に残るようにしたい
・階段を下りていく間に状況説明をする
・次元さんはルパン様が死んだっていうのをニュースで知る
・ルパンがとある組織にちょっかいをかけられて(というか命を狙われて)危ない橋を渡っているのは知っていた
・まさかと思いながら電話したら不二子に葬儀は済んだといわれる
・棺桶が安置されているという教会の地下にやってきた
・埃っぽいじめっと空気の籠った地下室
・中央に安置された真新しい棺桶
・パンドラの箱
・ゆっくりと手をかけて重い蓋を開ける
・綺麗で穏やかな顔のルパン
・その顔を覗き込んだ次元。しばし間をおいて、その唇がつうっと上がる
・『起きろよルパン』
・その声に反応して薄くルパンの目が開く。←しばらくは焦点があってない
・『…おはよ、次元』
・『何がおはようだ。懲りもせずに死んだフリなんかしやがって』
・『あ、ばれてたの。少しは心配してくれた?』にやり
・『誰が心配するか、馬鹿』
・起き上がって伸びをするルパン様にワルサーを手渡す次元さん
・命を狙っている敵を欺き死んだと思わせる策略
・『行くんだろ』
・『もちろん♪ 俺様にちょっかい出した代償は高くつくぜ』
・顔を見合わせてにやっと笑ってまた階段を上っていく背中

こんなもんでしょうか。
365の場合は短いのでこれを全部書き出すことはまずしません。ほとんど頭の中でやっちゃいますねー書き出すのって結構面倒だし。あ、ここまでの作業は全部アナログです。なのでもっと実際は汚かったり矢印がいっぱい前後してたりで、後から見直してよく分からなくなってしまってることも多いです(苦笑)

③本文を書き始める
ここまで来たらあとはこれを文章にしてつなげていきます。
ちなみにここからの作業は全部PCです。稀に仕事の休憩中とかに思いついて携帯で打ってみることもあるけど、結局PCに打ち直すのでメモ代わりぐらいにしか使いません。
ワードの方が漢字とかの変換もラクなんですけど、基本的には全部メモ帳で書き上げます。
サイトを実はHTML手打ちで作ってるので(ビルダーとか使ってないwww)、メモ帳で作業するのが後々結局ラクなんですよねー。
ってそんな余談はどうでもよかった…

                            *

 暗く冷たい地下室への階段に、硬い革靴の足音だけが響く。手に持ったカンテラの光が、石壁に映る影をまるで別の生き物のようにゆらゆらと動かしていた。
 ルパン三世が死んだ。
 そのニュースは3日前に全世界に駆け巡った。新聞もニュースもネットもその話題で持ちきり。詳細は何一つ分からなかった。ただ公開されたのは、血を流して倒れたルパンの一枚の写真。
 馬鹿げている。
 何よりもそう思ったのは、長年ともに仕事をしてきた次元の正直な反応だった。だがそれを否定するにはあまりに情報が少なすぎた。だから次元は、直前までルパンと行動をともにしていた女に連絡を取った。
『本当よ。葬儀も済ませたの』
 電話の向こうで、不二子は硬い声で告げる。
『嘘だと思うのなら、今から言う場所にいってみればいいわ。そこにルパンは眠ってる』
 そして教えられたのがこの教会の地下室。
 カツン。
 硬い足音が大きな扉の前で止まる。黴臭さが鼻をつく。ゆっくりと扉に手をかければ重たい扉は軋みながら次元を中に招き入れた。
 カンテラの光も全体には届かないような広い部屋の中央にぽつんと置かれた黒い棺。まるで吸血鬼だな。ふと、次元はそんなことを思った。
 棺の蓋に書かれた"Lupin the Third"の文字をそっと手でなぞる。リアリティはどこにもない。そう、目の前にあるそれですら現実のものではないように思えてしまう。やはり、これを現実と受け止めるためにはあけなければならないだろう。この"禁断の箱"(パンドラのはこ)を。
 掲げていたカンテラを埃っぽい足元に置き、棺桶の蓋に手をかける。その重さに少し顔を顰めながらもゆっくりと開ける。小さく軋みながら開いた蓋は、その中に収めた人影をあらわにしていく。
 蓋を開けきってから再びカンテラを掲げる。ゆらゆらと揺れる炎に映し出されたのは見慣れた男の顔。
「ルパン…」
 まるで眠っているかのような端正な横顔を眺め、無意識のうちに名前が口から零れた。伸ばした手で触れた頬は冷たく、まるで人形のよう。それが以前は血の通った人間だったということさえ信じれないほどに。
 ゆっくりと身を倒してその顔をもう一度覗き込む。息がかかるほどに寄せられた次元の顔。
 ふいに。
 その次元の唇がにっと引き上げられた。
「起きろよ、ルパン」
 まるで寝坊した子供を起こすかのように耳元で囁いた次元は、何事もなかったかのように身を離す。
「…ん」
 ひくりと硬く閉じられていた瞼が震えて、死んでいたはずの男の薄目が開いた。
 焦点の定まらない視線でくるくるとあたりを見渡す。そして傍らに立つ人影に気づくと、口を開いた。
「おはよう、次元」
「何が『おはよう』だ。死んだフリなんてしやがって。世界中がお前の話題で持ちきりだぜ?」
 ポケットから取り出した赤い箱。取り出した1本を咥えて次元は苦笑する。使い古したジッポの音。カンテラとは違う赤い光がその顔を照らし出すのをルパンは棺桶の中から見ていた。
「あ、ばれてた?」
「当たり前だ。俺を誰だと思ってやがる?」
「ふーん…でも少しは心配してくれた?」
 次元を見上げてにやりと笑うルパン。
「…誰が心配するか、馬鹿」
 意地悪なルパンの問いに、帽子を目深に被りなおしてぷいと横を向いてしまった次元。しかし、煙草の光に照らされた黒い眼が揺れるのをルパンは見逃さなかった。
「ちぇ、友達甲斐のない奴」
 言いながら棺桶から起き上がり、ルパンは固まった身体を解すように大きく伸びをした。
「次元」
「何だ?」
「火ぃ貸してくんない?」
 ポケットから取り出したよれよれの煙草を咥えてルパンが笑う。その煙草の先に顔を寄せ、煙草の火をわけあう。
「…行くんだろ?」
 深々と煙を吸い込むルパンに、次元がポケットから取り出したワルサーを手渡す。
「もちろん♪ 俺様の命を狙った代償は高くつくぜ?」
 しばらく手に馴染ませた愛銃をホルスターに吊るし、ルパンがにやりと笑う。その顔はまさに狩りに出る獣。
「手伝ってくれるんだろ?」
「しょうがねぇ」
 それに答えるように次元もにやりと唇を歪め、もと来た階段をゆっくりと上りはじめた。カンテラの光に照らされて、二つの背中がゆらゆらと揺れていた。

                              *

これが初稿。この長さで作業時間は1時間~1時間半くらい。
まずはとりあえず骨組みのつもりでばーっと全部を書きます。短いと話全部を一気にかきますけど、長いときには章ごととか。あとはモチベーション維持のために書きたいところ書くとか(笑)

④書き込みと推敲をする
話の流れが出来上がったと思ったら、ここから文章の推敲に入ります。ようは骨組みに肉付けをしていく感じ。言い回しとか表現の見直しですよね~
特に気を使うのは出だしです。ここの数行で読んでくれる人を惹きこめるかどうかが決まると(勝手に)思ってるので。実際商業小説とか立ち読みしてても、最初を読んで興味を惹かれたりおもしろくなかったらその先を読もうとは思わないですからね。

                              *

 暗く狭い地下室への階段に、硬い革靴の足音だけが耳障りなくらいに大きく響く。手に持ったカンテラの炎が揺れる度、石壁に伸びる己の影をまるで別の生き物のようにゆらゆらと動かしていた。
 ルパン三世が死んだ。
 そのニュースは3日前に衝撃を持って全世界に駆け巡った。新聞もニュースもネットも朝から晩までその話題で持ちきり。詳細は何一つ分からなかった。ただ公開されたのは、血を流して倒れたルパンの一枚の写真。その真偽を巡ってえらい学者までが討論をしだす有様だ。
 馬鹿げている。
 それがニュースを知ったときの、長年ともに仕事をしてきた次元大介の正直な反応だった。
 ルパンが命を狙われているらしいことはうすうす知っていた。なんとかという組織がルパン暗殺に躍起になっている。だがそんな奴らにやられるようなルパンでないことは自分が一番よく知っていた。ルパンと分かれて別行動で下調べを行っていたのもそのためだ。ルパンが死ぬ、そんなことは在り得ない。世界中の誰よりもそのことを信じている次元には確信めいたものすらあったが、だがそれを否定するにはあまりに情報が少なすぎた。
 だから次元は、直前までルパンと行動をともにしていたはずの女に連絡を取った。
『本当よ』
 握りしめた受話器。電話の向こうで、不二子は硬い声で告げる。
『嘘だと思うのなら、今から言う場所にいってみればいいわ。そこにルパンは眠ってる』
 そして教えられたのがこの教会の地下室。
 カツン。
 硬い足音が大きな扉の前で止まった。黴と埃と独特の湿気とが交ざった臭さが鼻をつく。ゆっくりと扉に手をかければ重たい扉は軋みながら次元を中に招き入れた。カンテラの光も全体には届かないような広い部屋の中央にぽつんと置かれた黒い棺。まるで吸血鬼だな。ふと、次元はそんなことを思った。
 棺に近寄りその蓋に刻まれた"Lupin the Third"の文字をそっと手でなぞる。この後に及んでもリアリティはどこにもない。そう、目の前にあるそれですら現実のものではないように思えてしまう。これを現実と受け止めるためにはあけなければならないだろう。この"禁断の箱"(パンドラのはこ)を。
(中略)
「起きろよ、ルパン」
 まるで寝坊した子供を起こすかのように優しく耳元で囁いた次元は、何事もなかったかのように身を離す。
「…ん」
 硬く閉じられていた瞼がふるりと震えて、死んでいるはずの男の薄目が開いた。
 薄い瞼の下から黒い瞳が現れ、焦点の定まらない視線でくるくるとあたりを見渡す。そして傍らに立つ人影に気づくと、ゆっくりと口を開いた。
「おはよ、次元」
 少し掠れた声が次元の名前を呼ぶ。聞きなれたルパンの声。
「…何が『おはよ』だ。今じゃ世界中がお前の話題で持ちきりだぜ?」
 ポケットから取り出した赤い箱。取り出した1本を咥えて次元は苦笑する。使い古したジッポの音。カンテラとは違う赤い光がその顔を照らし出すのをルパンは棺桶の中から見ていた。
「そいつは光栄だなぁ」
「ったく、死んだフリなんてしやがって。不二子もグルだろう? 俺まで騙す必要はなかったんじゃねぇか?」

「あ、ばれてた?」
「当たり前だ。俺を誰だと思ってやがる?」
「…でも少しは心配してくれた?」
 生気を取り戻してキラキラと輝く黒い瞳が次元を見上げ、にやりと笑う。
「…誰が心配するか、馬鹿」
 意地悪なルパンの問いに、帽子を目深に被りなおしてぷいと横を向いてしまった次元。しかし、煙草の光に照らされた黒い眼が揺れるのをもちんろんルパンが見逃すはずもなかった。
「ちぇ、友達甲斐のない奴」
 くすくすと笑いながら棺桶から起き上がり、ルパンは固まった身体を解すのに猫のように大きく伸びをする。
(後略)

                               *

この作業がこの長さだと30分~1時間くらい。
書き足したところ、直したところを分かりやすく赤字にしてみました。
良くなってるはず、と自分では思うもののいまいちよくわからない…。そんなときは時間を置きます。
特に長編とかオフ本用の原稿なんかはとにかく時間をかけて何度も見直します。ひどいと1週間くらい平気で放置したり←
書くときは勢いで書いているので主語や指示語の混乱に気づかなくなってることも多くて…句読点の打ち方がおかしかったりとかもよくあるし…
SSだと大体推敲は1回ですけど、長くなればなるほど推敲回数も増えます。

⑤完成
最後にもう一度誤字脱字を見直して、その過程で直したいところがあるようだったらもう少し手直しをして、完成です。

                               *

 暗く狭い地下室への階段に、硬い革靴の足音だけが耳障りなくらいに大きく響く。電気がないからと神父に手渡されたカンテラの炎が揺れる度、石壁に伸びる己の影をまるで別の生き物のようにゆらゆらと動かしていた。
 ルパン三世が死んだ。
 そのニュースは3日前に衝撃を持って全世界駆け巡った。新聞もニュースもネットも、すべてのメディアは朝から晩までその話題で持ちきり。詳細は何一つ分からなかった。ただ公開されたのは血を流して倒れたルパンの一枚の写真。その真偽を巡って芸能人はおろか偉い学者までが真面目な顔で討論をしだす有様だ。
 馬鹿げている。
 それがニュースを知ったときの、長年ともに仕事をしてきた次元大介の正直な反応だった。
 ルパンが命を狙われているらしいことは本人から聞いていたていた。なんとかという組織がルパン暗殺に躍起になっている。だがそんな奴らにやられるようなルパンでないことは自分が一番よく知っていた。ルパンと分かれて別行動で下調べを行っていたのもそのためだ。ルパンが死ぬ、そんなことは在り得ない。世界中の誰よりもそのことを信じている次元には確信めいたものすらあったが、だがそれを頭ごなしに否定するにはあまりに情報が少なすぎた。
 だから次元は、直前までルパンと行動をともにしていたはずの女に連絡を取った。
『…本当よ』
 握りしめた受話器。電話の向こうで、不二子は硬い声で告げる。
『嘘だと思うのなら、今から言う場所にいってみればいいわ。そこにルパンは眠ってる』
 そして教えられたのがこの教会の地下室だった。
 カツン。
 硬い足音が大きな扉の前で止まった。黴と埃と独特の湿気とが交ざったにおいが鼻につく。ゆっくりと扉に手をかければ重たい扉は軋みながら次元を中に招き入れた。カンテラの光も全体には届かないような広い部屋の中央にぽつんと置かれた黒い棺。まるで吸血鬼だな。ふと、次元はそんなことを思った。
(後略)

                              *

やっぱり出だしは最後まで粘って手を入れる確率が高いです。これで完成。最終的に下の記事のように落ち着きます。
サイト用だったらタグを打ち込んでページにしてアップロードするし、ブログ用だったらブログの記事としてメモ帳からブログの編集ページへコピペして読みやすいように改行を変えたり、オフ原稿だったら段組や割付があったりとかするんでまだまだ作業は残ってるんですけどね…(;^_^A
365SSSなら全過程終了までに大体3~4時間程度ですかね。ネタだしは毎日ちょっとずつやっているのでこの中には入ってません。
書くもののスタイルによって多少の違いはありますけど、大体はこんな感じで出来上がります。
 

とまぁこんな感じでしょうかー
自分でここまで書きながら、『こんな長いもの誰も読むわけないよなwww完全に自己満だよなwww』と思ったのは内緒です。

もし最後まで読んでくださったかたがいらっしゃったら本当にありがとうございました!心よりお礼申し上げます(深々)

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